2025.10.11 久しぶりの更新です。

2025.10.11

前回のブログ日付がちょうど2か月前。
まぁつらつらと書くか~って感じでいきます。

自分反省会も終わり、来年の構想などもまとめました。
その一つとして、ブルーベリー生果の通販をやろうかと。
2025年は、合間で摘み取り、選別し、パックし、発送をしていました。
来園のお客さん分を除いても、だいぶ収量が上がってきたこともあり、
少しずつ通販を始めていこうかと思っています。

ホムペ内にオンラインショップを作成し、夏季期間中ご来園が難しい
方にも、当園のブルーベリーを味っていただきたい! そう考えています。

と、いうことでホムペリニューアルに向けて、せっせといじっています。
まぁ、来年夏前には完成するでしょう。

2025.08.11 2025年の営業は終了しました。

2025.08.11
2回目の閉園。

気付けば、もう閉園か。早いものです。
今年は異常な暑さでしたが、何とか閉園までこぎつけました。

本当にご来園いただいた皆様には、温かい言葉をかけていただいたり、
お子さんの遊ぶ姿に癒されたりしていました。

閉園は終わりではありません(ん?ん?)
今年の反省会をして、課題を次につなげたいと思います。
いやぁ、こうすれば、ああしておけばっていうのが、たくさんありましたよ。

自分なりにできることをのんびりとやっていきたいと思います。

昨年も感じたことでしたが、始めてみないと見られない景色があるものだと。
今年もいろいろなお客様とお会いできたり、初めての映像インタビューを
受けたりと振り返れば、楽しい思い出ばかりでした。

来年もがんばるぞっ。

最後に…
たくさんのご来園、ご支援をいただき、心より感謝しております。

2025.06.14 2025年の営業開始しました。

2025.06.14
2年目のオープン。
今年は初めてお会いする方々ばかりでびっくりしています。
予約が入るたびにびくびく。どんな方がやってくるのか楽しみでもあります。
当園は、お子さんに楽しんでもらいたいと思っていますので、大人一人に対して、
お子さん(中学生未満)は無料としています。
そのおかげか?ちびっ子がたくさん来て、モグモグ食べる姿に癒されています。
昨年よりも樹が大きくなり、完熟実が増え、たくさんのお客さんに味わって
いただきたいと思っています。

2024.08.12 2024年の営業終了しました。

2024.08.10をもちまして、本年の営業は終了しました。
準備から開園を迎え、あっという間の営業終了です。
ご来園、応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今年、プレオープンしてみて、なんとなく形を掴めました。来年こうしたい、ああしたいという夢も出てきています。
オフシーズンでもブルーベリーたちのお世話や農園整備を行い、改良していきます。
まずはのんびりと過ごします。

2024.07.05 カフェメニュー

やっと食費営業許可証をゲットできたので、堂々とカフェ営業できます。
メニューはドリンク中心。食べ物系はやりたいが、余裕なし。
(あれこれ考えてはいるんですよ。乗せたり焼いたり、ケーキなど)

メニュー制作のために、作って、試食しました。
テーブルの片隅にそっとおいておきますよ。

2024.07.01 開園しましたよ。

やっと開園を迎えることができました(2024.06.29)。

振り返るは2年前。仕事を辞めて農業に足を突っ込み、紆余曲折でたどり着いた。
一応農業の勉強をし、農地を探し、整地し、ブルーベリー狩り観光農園を作ってきた。
長かったようで、あっという間だったな。
そこには多くの支えがありました。家族、親族、友人、知人などが応援してくれました。
私以上にこうしたら、ああしたらなどの助言もあった。

いやぁ~、なんとかスタートを切れた。たぶんこの2年間は自分にとって大きな財産だろうなぁ。
知識や技術、人の想い、あと農機具(笑)などなど。

一度しかない人生だから止まっていられない。ダメなら何とかしていく。まずはやらなきゃ気が済まない自分をちょっと褒めてやりたいと思う。
なんてな。

2024.06.08 気になっていたこと…

ずっと気になっていたこと。それは、ブルーベリーラビットアイ種の由来は、完熟果の前にうさぎの目のような色になることらしい。果実全体なのかな?どの部分なんだろうと思っていました。

ChatGPTにも質問してみました。
あなた「ブルーベリーのラビットアイはうさぎの目の色になるといわれていますが、正確にはどの部分が赤色になるのでしょうか。」
ChatGPT「ブルーベリーのラビットアイというのは、実際には植物の品種名です。ブルーベリーのラビットアイは、その名前が示すように、うさぎの目のような色合いを持つ品種です。通常、この品種の果実は熟すと赤っぽい色合いを帯びますが、うさぎの目のような赤い色合いが具体的にどの部分に現れるかは、その個々の果実の成長と品種によって異なる場合があります。一般的には、果実全体が赤くなる傾向がありますが、果皮や果肉の特定の部分がより赤みを帯びることもあります。

ん~曖昧な感じで濁されているような気がする~。
実際の写真では、花弁がついていた箇所(真ん中)が真っ赤です。果実部分も赤くなるのかしら。
写真はデライト(2024.06.07)

2024.05.09 久しぶりの更新

今年開園予定。準備に何が必要か手探りで、あたふたしてます。
農園整備、小屋追加工事、チラシ、プレスリリース、新聞社の取材などなど。
決して更新をなまけていたわけではなく、インスタ中心に情報公開もしていましたよ。
HPの「お知らせ」もアップしましたので、よかったら見てください。
こちらにもチラシの裏面を掲載しておきまーす。

2024.04.10 井戸の水質検査の結果

食品営業許可を取るために、井戸水の水質検査を行いました。
結果は、
「上記水質項目については、水道法に基づく水質基準に適合」
ほっ、よかったです。
これで先に進めます。

2024.04.09 雨が続いています

4月に入って桜が咲きだしている。しかし雨が降る。
今日も雨。したがって、家での作業をしています。
6月に開園予定なので、思いつくものをパソコンで制作中。
プライスリスト~ラベルシール~お礼の手紙などなど。

ちょっと気になったので、ブルーベリーの保存方法を検索してみた。
結果、
冷蔵庫なら1週間、冷凍庫は6か月程度とのこと。
冷凍するなら、水洗いして、柔らかすぎるもの(判断がムズイ)を除去、水気を取る、使う予定の分だけ小分けにして保存するといいみたいです。
ニチレイさんのHPからの情報でした。
出典:【ブルーベリーの冷凍】6ヵ月もつテクニック!冷蔵保存方法も。 | ほほえみごはん-冷凍で食を豊かに-|ニチレイフーズ (nichireifoods.co.jp)(2024/4/9)

2024.03.22 ちと悩む

タイトル通り、ちと悩む。
小屋ができた。お客さんにスイーツなどを提供したいため、食品営業許可取得を目論む。
そこで、印旛保健所へ行った。電話だと詳細が理解できないので、行ったが…。
いろいろと準備しなければならないことになった。
う~む。面倒だ。だけど人間は面倒と戦わねばならないと私は思う。
まぁ好きなことやって生きているから、好きなようにやっていこうと思う。
やる気になったら知恵がでるでしょう。たぶん。

2024.02.21 雨の日のお仕事

雨の日はお休み。しかし2月は確定申告のための準備です。
一応個人事業主なので、自分でレシート管理しなければならない。
税理士さんに頼んでいる方もいるが、そんな規模でないのと、お金がいくらかかるのかしら?
まぁ何事も経験ですよ。知らない世界がまだまだあるのだな。
図書館で本を借り、ネットで動画見て、クラウド会計ソフトをいじくる。
誰かが納税していないなどと言っていられない。子供の手本となるよう誠実に生きていきます。

2024.01.07 あと半年だ!

新年おめでとうございます!
やっときた2024年。あと半年で開園です。振り返ると長かったようなあっという間のような…。どっちやねん!って感じですが、今年開園準備をしっかり行い、お客様をお迎えしたいと思います。
あ~待ち遠しい~。
(写真は冬休みの工作で、アクリル絵の具で遊んでみたものです。クオリティはさておき)

12.17 剪定勉強会に行ってきた!

ブルーベリーを養液栽培で生産しているグループに所属しています。
そこで勉強会がありましたので、参加してきました。
「爺ヤンのブルーベリー畑」

噂には聞いていたが、今回初訪問。分倍河原(ぶばいがわら)駅から徒歩15分で農園にたどり着きます。
冬剪定として、農園のブルーベリーを剪定させてもらいました。
動画でみるより、本で読むよりも、実演はとても勉強になりました。
やはりやってみないと分からないことだらけ。やってみても分からないことだらけ。
無言でパチパチはさみを入れ、感触をつかむことができました。
爺やん、スタッフさんに感謝です。
さあ、うちの子たちも散髪してやるか~。

11.04 みんなが来てくれた~

CのTさん(隠語がすごいな)らご一行とマイファミリーでBBQをしました。
懐かしい人やオンラインでしか会ったことない人と楽しい時間でした。
この時期は、半そでで過ごせるくらい昼が暖かい。予想以上に盛り上がり、夜になってしまった。
また来てくださいね。夏もお待ちしています。

10.09 涼しくなってきましたね。

今年の夏は異常な暑さでした。僕もブルーベリーも暑さで参っていました。
やっと涼しくなってきました。雨の日は気温18℃。いやいや急に寒くなると辛いですよ。
農園も落ち葉がちらほら。秋突入を感じます。

また新しいことにチャレンジします。人生一度切りだから、考えすぎて止まったり、やらなかったりはもったいない!

09.12 資格取得しました。

ブルーベリー観光農園やる→ブルーベリーたくさんできる→お客さん来る→食べ物や飲み物を提供するってことで、「食品衛生責任者」の勉強をしました。
調べているうちに、オンライン受講できることを知りました。
申し込みすると、冊子が届いた。
ふと早朝4:30に目覚める→オンライン受講開始→休む→受講の繰り返しで、その日の夜には受講終了。確認テストもとても易しく、無事修了しました。

09.11 買い込んで、何やら始めます!

近くのホームセンターで買い出ししてきました。沓石20個!
いやいや老体には辛いなぁ。積むのはホムセンのお兄さんに手伝ってもらったけど、下すのは自分だけ。まぁ筋トレって思うことにする。
さて、これから始めます。今、設計図を頭の中で描いています。ああしたい、こうしたいなど盛りだくさんです。自分でやるっていうのは、大変ですが、楽しい!完成まで長い道のりですよ。

09.01 開園準備1周年

農地改革から1年が経ちました。
な~んもなかった、いや木や雑草だらけのところだった。写真が懐かしい。
倉庫がない時期は、タープやテントを張っていたなぁ。機材買い、栗の木伐採し、バックホーで抜根し、整地したなぁ。
自分で動いた分が成果となる。これからも一つ一つ動いて成果を出していきたいと思います。
あれも、これもと野望がつきない。そんな日々ですよ。
開園まであと9か月。人生楽しんでるな~とつくづく思います。

08.31 気候が異常だな

もう8月末だというのに、異常に暑い。
ニュースでも関東の一部では、真夏日(30℃以上)の日が連続していて、猛暑日(35℃以上)が22日間あったとのこと。
涼しさを感じない!おかしい!しかも地域によっては線状降水帯による大雨による被害もある。
うちのブルーベリーたちはというと、潅水設備で水の管理をしているからまだいいかもしれないが、太陽熱を浴び、地面からの照り返しで、ぐったりしている感じです。
なんとこの時期にお花も咲いていました。びっくり!
なんかおかしいぞ、地球!

07.15 見学会に来てくれた~

そこそこ農園として形になってきたので、見学会を開催しました。
懐かしいメンバーたちがたくさん来てくれた~。
やっとお会いでき、やっと話をすることができた。

よかったこと・・・いろいろな人からアイデアをもらいました。自分一人では思いつかなかったな。

さぁ、これからも来年に向けて準備していきます。

07.06 わたしは私。

「わたしは、私。
今年、あなたはひとつ歳をとる。
その度に、歳相応にとか、いい歳してとか、
つまらない言葉が、あなたを縛ろうとする。
あなたは、耳を貸す必要なんてない。
世間の見る目なんて、いつだって後から変わる。
着たことのない服に袖を通して、見たことのない自分に心躍らせる。
ほかの誰でもない「私」を楽しむ。
(略)
年齢を脱ぐ。
冒険を着る。」

樹木希林さんの言葉。2017年のそごう・西武の企業メッセージより
人の目を気にしてはいけないな。自分らしくあるためにどうしていくのかを考えていきたい。
出典:20170101_01.pdf (sogo-seibu.co.jp)2023.07.06

07.01 あれ?レガシーって何系なの?

品種ラベルを作ろうとしたとき、あれ?レガシーの札にサザンハイブッシュ系って書いてある。
ノーザンじゃないの?なんで?どうして?で調べてみた。
そして、ブルーベリーファクトリーGIFUさんのホームページにたどり着く。
すると、「どの系統にも分類出来そうで分類出来ない」?
理由は、サザンハイブッシュ系に準じた複雑な改良手法で、エリザベスと系統番号US75(野生種ダローアイFLA.4B×ブルークロップ)との交配であるため、事実上はノーザンとサザンのハイブリット品種になるようです。栽培上の分類でノーザンかサザンに分類されているようです。
結論は、ハイブリット系(ハイブッシュ系に分類されることもある)
そうか~、そうだったのか~。あ、うちはクマさんマーク(ノーザン)でラベル作ったなぁ。
出典:レガシー(6月下旬~7月中旬) | ブルーベリーファクトリー岐阜 (blueberry-factory.com)2023.07.01

06.30 花言葉を調べてみた。

ずっと気になっていたこと。それはブルーベリーの花言葉。あんのかな?と思って、ChatGPTに質問してみた。
Q「ブルーベリーの花言葉を教えてください。」
A「ブルーベリーの花言葉は一般的には存在しません。なぜなら、ブルーベリーは果樹であり、花が存在するものの、一般的にはその花には特定の花言葉が与えられていないからです。花言葉は通常、花の種類や文化によって異なり、特定の意味を持つ花言葉辞書に基づいています。
ただし、ブルーベリーの花は一般的には小さく可憐なものであり、自然の美や控えめな魅力を表現する場合には、それに近い意味で解釈することもできるかもしれません。
花言葉に関しては、他の花や植物についての質問があれば、お答えすることができますので、遠慮なくお聞きください。(原文ママ)」2023.06.28回答

ん~。そうなの?でも納得いがず、「ブルーベリー 花言葉」でググると、

花言葉:ブルーベリーの花言葉は「実りのある人生」「知性」。
花名の由来:英語で「berry(ベリー)」は、「核のない果肉の柔らかな食用小果実」という意味があり、「Blueberry(ブルーベリー)」は食用の青い小果実を表わします。
ちなみに、イチゴの「Strawberry(ストロベリー)」は「straw(ワラ)のberry(ベリー)」という意味ですが、その由来は諸説あり、「麦わらをしいて育てた」「麦わらに包まれて売られていた」などといわれます。
花言葉の由来:花言葉の「実りのある人生」は、春に釣鐘状の白くかわいらしい花を咲かせ、夏には青く色づいた果実をたくさん実らせることにちなむともいわれます。

出典:ブルーベリーの花言葉(誕生花、英語、季節) | 花言葉-由来(hananokotoba.com)2023.06.28

そうか~実りある人生かぁ。そうなるといいなぁ(遠い目)。

06.28 休憩スぺース完成したよ。

日影がないので、休憩スペースを作ろうと思い立ったのが、4月末。農作業の合間にコツコツと仕上げ、やっと完成しました。
エクセルで設計図を描き、寸法や必要な木材を考えた。ホームセンターへ行き、木材を運ぶ。削る、切断、塗る、組む、考えるを繰り返し、やっと完成しました。
まぁ初めてにしてはいいんじゃないの、初めてにしては(強調)。

06.16 キツくはないな。

大雨が続くと苗の状態が気になり、早朝出発!朝からの作業だが、キツくはない。なぜなら自分の好きなことを好きな時間に好きなだけできるから。
 思い返すと教員2年目で体育主任だったころ、夜風呂入っていて閃き、その後仕事。土曜日も好きで職場に行っていたなぁ(遠い目)。好きを仕事にするって難しいようで簡単なようで難しい。なんじゃそりゃと自分にツッコミ入れてみる。

05.09 最近思うこと

 退職して一年が経過した。何となく農業を…と考えていたが、だんだんブルーベリー農園へ。そして、農地探し、作業用物置設置、開拓(伐採など)、整地、シート張り、柵、鉢の準備などなど考えて準備してきた。
 作業中ふと思う。整えられた準備万端の農園を他人から「はい、どうぞ。」と渡されるよりも、自分で試行錯誤して、一心不乱にやることに意義があると思う。これは皮肉でもひがみでもない。苦労や工夫して得たものが血肉になっていくのだろうな。
 そりゃあ大変だよ。経験もなく、聞く人もいない。そして筋肉痛になる。でも大きく変わるということなんだろうなと自分で納得する。
 いつか、最初から最後までをまとめてみようかしら。きっと誰かの役に立つような気がする。
(写真はアクアフォームを鉢に充填し、水を入れて押し込んだもの)

04.02 聖地に赴く

 愛知県岡崎市の「ブルーベリーファームおかざき」さんへ行ってきました。
畔柳さんの声が聞こえると、「あ、本物だ。」と心の中でつぶやいていました(オンラインでしか聞いていなかったので)。
 さすが聖地!設備もブルーベリーの生育環境もすばらしかった。何より迎えてくださったスタッフのみなさんも温かかった。
 自分の農園をこうしたい、ああしたいと希望が湧いてきました。次は開園に合わせてお邪魔したいと思います。

03.01友よ この先もずっと(感謝)

 前職のお友達がやっと来園してくれました。3回ほど延期になり、やっとでした。
恥ずかしがり屋の私は、退職時周囲には農業をやるとも、ブルーベリー観光農園をやるとも語っていませんでした。
 この人だけは信用でき、心配もしてくれて、ときに遊んでくれて、進捗を伝えていましたが、やっと構想を話すことができました。語るって大事だな。自分の脳内も整理することができました。
(写真は、3輪バイクをお借りして農地を爆走し、ご満悦の私です。)

2023.02.26なぜブルーベリー観光農園を開園することにしたのか

 私は会社員時代、通勤風景が嫌いだった。なぜなら活気がない目をした大人たちが、同じスピードで押し出されていくからだ。私自身はというと、仕事にやりがいを感じていた。新人の教育担当になったとき、「自分が知っていないと、備わっていないと伝えられない。」と思い、書籍を揃え猛勉強したことを思い出す。その後、教育の原点は何なのかを考えるようになり、37才で小学校教員の道へ進んだ。
 昨今、「教員の世界はブラック」と叫ばれて久しい。まさに両手に抱え、口にくわえても尚、仕事が山のように降ってきた。会社員経験と人生経験豊かな私は、効率化を目指し、ほぼ定時退勤をしていた。しかし、同僚はそうではなかった。
不安や悩みを抱え、自分の学級の児童に適切に教科指導や生徒指導をすることや、その準備や予防を施すことができない悪循環に陥っていた。まして仕事量をコントロールする術を知らないし、断る勇気もない。管理職や保護者、学級の児童に対して、自分がコントロールできない量をこなし、スピードと質も求められるのだ。
 そんな中、息抜きにとスポーツの集いやオンライン勉強会を開いた。しかし開催日程に合わせて仕事量をマネジメントできる人が多くなく、仕事に追われているのが容易に想像できた。
 なりたくてなった小学校教員だったが、多くの仕事が非生産的でコスト意識が低く、それを変えることができないかと、もがき続けた。結果、退職を決意した。私は心がないロボットにはなれなかった。
 退職した今では、不安や悩みがある同僚に手を差し伸べることができない。話を聞いてやることもできない。行く先に不安を抱えた人が歩みを進めて来園してほしい。それは元同僚に限ったことではない。多くの大人が息つく暇もなく、働き続けている。跳躍前の予備動作と同じで、人間には余力が必要だと常々思う。
 心を穏やかに、身を休められる場所にしたいと思い、「ブルーベリーガーデンいんざい」を開園した。
 今の私は、心穏やかに好きなことをやって生きている。思い通りにいかなくて当たり前。大変なこともあるけれど、誰かの助けになればいい。